第3回弘前翻訳ミステリー読書会、開催します
第2回のレポートもアップせぬまま早くも2017年の春となってしまいました。
仕切り直しとして、第3回弘前翻訳ミステリー読書会の開催をお伝えいたします。
開催日は2017年6月17日(土)で、課題図書は角川文庫から刊行中のエラリー・クイーン作品となります(近日中に翻訳ミステリー大賞シンジケートのblog上で発表させて頂きます)。
ゲストとして、翻訳者の越前俊弥さんをお招きすることになっております。
詳細は今しばらくお待ちください。
第2回弘前翻訳ミステリー読書会、終了しました
仙台と札幌からご参加のお二人含めて全部で9人の皆さまと、楽しく盛り上がることができました。詳細はまたレポートでアップいたします。
弘前ねぷたまつり、始まりました!
弘前の夏を彩る火祭り・弘前ねぷたまつりが今年も開幕しました!
全国的には青森市の「ねぶたまつり」の方が有名かもしれませんが、城下町の伝統を誇る弘前市民にとっては幽玄な美しさを誇るこのねぷたまつりが、短い北国の夏を飾る一大イベントなのです。この時期は、日中に市内のどこを歩いても雰囲気が高揚しています。これを津軽弁では「じゃわめぐ」と呼びます。
「ねぷた」も「ねぶた」もいずれも津軽弁の「ねぷたい・ねぶたい」という言葉に由来するといわれています。「眠い・眠たい」を意味する言葉で、真夏の日中に不意に襲ってくる睡魔を追い払うために行われた「ねぷた流し」「ねぶた流し」という行事が原型となっているという説が有力です。
期間中は、延べ80台以上の扇ねぷたや組ねぷたが市内を巡行し、市民や観光客の目を楽しませます。
初日~4日目までの間に撮った写真を一部アップしますので、どうぞお楽しみください。
第2回読書会、告知&募集開始!
翻訳ミステリー大賞シンジケートのブログに、第2回読書会の告知記事がアップされました。
[【随時更新】読書会ニュース]第2回弘前読書会開催! https://t.co/hD4WzjLC3x
— 翻訳ミステリー大賞シンジケート (@Honyaku_Mystery) 2016年7月14日
ぜひぜひお申し込みお願い致します!!
第2回弘前翻訳ミステリー読書会の日程及び課題図書のお知らせ
遅れましたが、こちらにも貼っておきます。
第2回弘前読書会の日程と課題図書が決定いたしました。
— 本木英朗 (@mtg_hdak) 2016年6月14日
8月27日(土) アガサ・クリスティー『アクロイド殺し』(クリスティー文庫)です。
正式な参加募集のお知らせはまだもう少し先の話になりますが、よろしくお願いします。#翻訳ミステリー読書会
第1回読書会・その後
昨日、翻訳ミステリー大賞シンジケートのブログ上に、第1回弘前読書会のレポートを掲載していただきました。
テキストが長くなりすぎたので2部構成になっていますが、前篇は前置きで、読書会の内容はほぼ後篇にまとめられております。
そしてこの読書会レポートを受けて、という形で、ゲストとして参加いただいた杉江松恋さんがホームズ物全短編についてネタバレを含んだ怒涛の考察ツイートを展開されました。これはさっそくTogetterにまとめられております。
最後のまとめツイートに至るまで、すべてが素晴らしく、感動してしまいました。
私の中での第1回弘前読書会は、このまとめをもって終わったと言えるかもしれません。
さらに杉江さんからはこの後、次のようなツイートを頂戴しました。
弘前読書会成功のご祝儀ということで。 https://t.co/6OFsAcmnBw
— 杉江松恋 (@from41tohomania) 2016年5月30日
もう、本当に感無量でございます。
さて、第2回はどうしたものか……。
読書会(の前後)のレポート
先日21日、無事に第1回弘前翻訳ミステリー読書会を終えることができました。
参加された皆さまからご好評をいただき、また私自身が大いに楽しむことができまして、まずは満足すべき内容だったと思います。
これもひとえに、昨年9月にやおら宣言した「弘前で翻訳ミステリー読書会を始めたい!」という私の思いつきを暖かく迎えてくださり、また応援くださった翻訳ミステリー大賞シンジケート関係者の皆さま、ならびに全国の読書会関係者のおかげであります。
改めて、心から御礼申し上げます。
そしてこれからも継続的に弘前読書会を開催していき、地域のミステリーファンが気軽に交流できる場を作って行きたいと思います。
読書会そのものの詳細なレポートは、後日あらためて翻訳ミステリー大賞シンジケートのブログにアップさせていただきます。
こちらでは読書会前後の出来事について、簡単にご報告を。
ゲストとしてお招きさせていただいた杉江松恋さんとは旧知の間柄でありまして、今回は約7,8年ぶりの再会となりました。
前日から青森県入りされ浅虫温泉に一泊されていたという杉江さんを21日11時にお迎えに上がり、弘前市まで移動。到着は12時半ごろ。
お昼は、このお店でいただきました。
森沢明夫さんの小説『津軽百年食堂』の舞台になった、弘前の大老舗の食堂「三忠食堂」です。同タイトルの映画でもロケが行われたお店です。
出汁の取り方や蕎麦の打ち方からして独特な「津軽蕎麦」を杉江さんにご賞味いただいた後は、市内の古書店へ移動します。これが13時過ぎのこと。
こちらで杉江さんは大きな収穫があったようで、ただでさえ重そうな荷物(読書会の資料用)にまた新たな重さが加わることに(笑)。
その後、14時過ぎから読書会会場そばの喫茶店で休憩中には仙台から駆けつけて頂いたYさんにも合流いただき、主に高木彬光の神津恭介シリーズの話で盛り上がりました。いずれ仙台読書会で神津恭介まつりが行われる予感が……!?
15時~17時の間は、読書会本番。こちらの内容はまた後日。
読書会終了後は、前のエントリーにも書いた通り、杉江さんはじめ参加者の皆さんを、弘前市が全国に誇るまちあるきガイド「弘前路地裏探偵団」の夕暮れ路地裏散歩にご招待いたしました。
通常の観光ガイドではなかなか見られない、コアな弘前のポイントを体験いただき、皆さまにも満足いただけたようです。
まちあるきガイドに続く懇親会の会場は、路地裏探偵団の御用達のお店・「津軽屋台村 かだれ横丁」です。
読書会・路地裏ツアーと打ち解けた雰囲気の流れで、懇親会も大いに盛り上がりました。
続く二次会は、読書会の参加者でもある県内唯一の読書バーのマスターのお店へ。
ふだんは置いていないミステリ小説のコーナーが、この日のために設置されておりました。
本を肴に二次会も大いに盛り上がり、第二回への希望がますます膨らみました。今回は市内や近郊からの参加者が5名いらっしゃいましたが、この方々との縁を大切にしつつ、大事に「弘前翻訳ミステリー読書会」を地域に定着させていきたいと思います。
というわけで、ひとまずはこの辺で。
関係者の皆さま、本当にありがとうございました!